【鎌倉オススメ】 紫陽花の名所2018 ( 明月院 @北鎌倉 )

ここ数日、猛暑日が続いてますが、関東の梅雨明けもそろそろでしょうか。
梅雨の時期は気分が憂鬱になりがちで、外出も億劫になってしまいますね。。そんな梅雨どきでもお出かけしたくなるのが、鎌倉

なぜなら、梅雨の季節に見頃を迎える紫陽花が、さらに鎌倉を鮮やかに演出してくれるからです。

紫陽花の名所がたくさん存在する鎌倉。「紫陽花といったら鎌倉」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。鎌倉って本当に紫陽花が似合う町ですよね。

 
なかでも『明月院( めいげついん ) 』は、通称「あじさい寺」と呼ばれるほどの紫陽花の名所です。

私は先日はじめて『明月院』に紫陽花を見に行ってきましたが、とにかくものすごい紫陽花の数とその綺麗さに圧倒されました。

 
今回は、そのとても美しい『明月院』の紫陽花を、紹介していきたいと思います。

 
 
さて、『明月院』は、JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩10分のところに存在します。
駐車場はなく、道路は混雑していますので、できれば電車で行くことをお勧めします。

もし車で行く場合は、「北鎌倉駅」付近にコインパークがいくつかあるので、駅前に駐車してそこから徒歩になります。
ただ、混雑時期は、近隣の駐車場どころか、鎌倉中のコインパークが満車になり得るので、お気をつけください。

 
紫陽花の開花時期は、時期によって変わりますが、例年は5月下旬から7月上旬まで。
6月中旬ころから6月下旬が最盛期となります。

 
『明月院』の境内に植えられている紫陽花は、なんと、およそ “2500株” ほどだそうです!
正確に数えませんでしたが(笑)、とにかく壮大な紫陽花が咲き誇っています。「あじさい寺」と呼ばるのも納得。

そのほとんどの紫陽花が、「ヒメアジサイ」と呼ばれる日本古来の品種で、ブルーで統一されているのが印象的です。

 
通称「明月院ブルー」とも呼ばれている、ブルーの紫陽花。

咲きはじめは薄く可愛らしい水色で、そこから日に日に青色に深みが増し、6月中旬〜6月末ごろには濃い色に変化していく「明月院ブルー」。日によって色が変わっていく様も楽しめるのがいいですね。

今が一番ちょうどいい時期だったかもしれません。これぞまさに「明月院ブルー」!
こんなにも深みのある青色の紫陽花はなかなか見れないので、ラッキーでした。

 
境内の紫陽花ほとんどがブルーで統一されいるのが圧巻ですが、なかには、ピンクや白などの可愛らしい色や、珍しい品種の紫陽花もあります。

 
どれも美しくて妖艶で、つい引き込まれてしまいます。

 
「ガクアジサイ」も。私の大好きな品種です。

 
開山堂前の「花想い地蔵」
いつもその季節のお花を抱えていて、この時期は紫陽花を抱えています。

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         「花想い地蔵」

人は誰しも はかない花の想い出の中に生きています。
   大切な人との別れ いとおしい物との別れ
     そんな時 ふと目にとまった花が
  どんなにか 心を慰めてくれたことでしょうか

        いつくしみ深き花地蔵
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と書いてありました。なんだかジーンとしちゃいました。

 
ほかにもこんなお地蔵さんたちも。
穏やかな表情と綺麗な紫陽花に、心も穏やかに。ほっと癒されます。

 
こんな涼しげな演出も。

 
ちょうど職人さんが、紫陽花に水やりをしていました。

広大な境内に咲き誇る膨大な数々の紫陽花たちが、こんなにも綺麗に存在しているのは、細部まで行き届いた職人さんたちの手入れのお陰ですね。心から感謝です!

 
 
また、『明月院』といえば、紫陽花のほかに有名なのが、本堂の奥にある通称「悟りの窓」と呼ばれている円窓。
ため息が出るくらい美しい、フォトジェニックな風景。SNS映えにもってこいですね。

写真を撮影するために並ぶ人多数。この日は、紫陽花が目的だったので、あまりの行列に「悟りの窓」の撮影は断念しました・・。

「悟りの窓」のフリー素材を見つけましたので、こちらを載せておきます。
 ※フリー素材

今の時期も十分最高ですが、やはりこの風景は紅葉の時期が最高そうですね〜!

 

ところで、事前の情報収集によれば、「バッグやキャリーに入れていれば犬同伴OK!」とあったので、この日は犬用リュックを持って、愛犬チェリーも一緒に同伴しました。

「犬は、バッグやキャリーに頭まで全部入れ、境内でも絶対に出さないようにしてください。それと、もし途中で吠えがひどくなったりしたら、途中退場いただくこともあり得ますので、それらを事前にご了承いただけるならお入りください。」と受付の方から指示があり、もちろん承諾し、チェリーはリュックの中へ。

この日はとても暑かったので、リュックのポケットにはたくさん保冷剤をしのばせ、暑さ対策万全にしていきました!

自分の暑さ対策を怠ってしまったため、私は汗だくでしたが・・ チェリーはリュックの中でゆっくりと涼んでいれたようです。
こちらは、敷地を出たあとに。せっかくなので記念に一枚。

愛犬同伴の方は、リュック( バッグ )やキャリーを持って、今の時期はしっっかりと暑さ対策をしてお出かけくださいね。
もちろん、自分自身の暑さ対策もお忘れなく!( 雨で涼しい日であればそこまで必要ないかもしれませんが。 )

 

さて、最後になりますが、混雑情報について。

この時期は、紫陽花目当ての観光客でごった返しています。
私が行ったのは平日でしたが、平日でもまあまあの混雑でした。
みなさん途中途中で足を止め、紫陽花を眺めたり写真を撮ったりしますので、順々にちょっとずつ進む流れになります。

週末はさらなる混雑となります。今週末が紫陽花観光の最後のピークになるかもしれませんね。

混雑を回避するには、可能であれば、平日に行くことをお勧めします。とくに朝一が狙い目かと思います。
ただいずれにしてもこの時期は、空いているということはないと思いますので、混雑は覚悟して行った方が良さそうです。

 
それでも、『明月院』の紫陽花は素晴らしく綺麗。一見の価値ありです!
 

すでに見頃のピークを迎え、枯れはじめている紫陽花も少しはありましたが、まだまだ見頃が続いているイメージでした。
「明月院ブルー」はこれからまだなお綺麗になるかもしれません。

夏本番を迎える前に、ぜひ鎌倉へ、紫陽花を楽しみにお出かけされてみてはいかがでしょうか。
 

 

施設情報

【施設名】
明月院 ( めいげついん )

【参拝時間】
9:00~16:00
( 6月は8:30~17:00 )

【参拝料】
300円
( 6月は500円 )

本堂奥庭園:別途500円
( 本堂奥庭園は、花菖蒲の開花時期の6月ごろと紅葉の時期の11月ごろのみ公開。
 ※公開時期は変動ありのため、事前に要問合せ。 )

【住所】
〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内189

【地図】

【アクセス】
JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩10分

【駐車場】
なし